オレンジピールとシナモンを加えたふんわり系のスコーン生地に、カスタードクリームフレーバーを使って優しさを演出しました。
スコーンの味はほぼオレンジシナモンのみ、といった感じがするのですが、それでもどこか優しく包み込まれるような感じを覚えるのは、カスタードクリームフレーバーが効いている証拠なのだと思います。
オレンジピールの水分がスコーン生地全体にまわって中しっとりの焼き上がりです。
今回スコーンに入れたオレンジピールは、カリフォルニア産の「王様のオレンジ」という商品から作ったもので、苦みも少なくて濃い味わいの物ができたため、ダイスの大きさも5mm角と大きめにし、量も50g加えました。
苦みのあるオレンジピールの場合は、大きさ3mm角を30gで充分味を堪能できると思います。
シナモンの香りの強さレベルのことなのですが、下記のレシピの分量で、シナモンはふんわり優しく香るレベルです。私はこれくらい量と香りの強さが好みです。(今は。とつけ加えておきましょう。好みは常に変化してしまいますからね。)
理由は味に飽きがこなくて、作ったものを全部消費する自信が湧くからです。
強い香りのものは少量で満足しちゃいますからね。
シナモンの香りが強めがお好きな方は寄り多めに加えてもいいと思います。1gでかなり濃いシナモンの香りになると思います。
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それではオレンジシナモンカスタードスコーンの作り方をご紹介します!
【オレンジシナモンカスタードスコーン レシピ】
・薄力粉でつくるアメリカンスコーンタイプ
・薄力粉はスーパーのプライベートブランドの一番安いものを使用しています。少々、中力粉に近く、スコーンを作るのに愛用しています。大手メーカーのもので作った場合は、説明文よりもより軽くソフトな仕上がりになります。
・約8×8×11cmの大きさ4個分
・出来上がり一つ約75g
【材料】
粉類:
・薄力粉 125g
・ベーキングパウダー 5g
・シナモンパウダー 0.5g
油脂:
・無塩バター 32g
卵液:
・卵 1個
・牛乳(生クリーム47%だとなお良し。卵と合わせて)65g
・グラニュー糖 13g
・塩 1g
・レモン汁 5g
・オレンジフレーバー 0.5g
・カスタードクリームフレーバー 1g
(なければバニラオイル 1g)
具材:
・オレンジピール(5mm角にカット)50g
つや出し用液:
・牛乳 小さじ1
デコレーション:
・はちみつ(スコーンに塗る用)10g
・オレンジピール(千切りにする)9g
・はちみつ(オレンジピールを絡ませる用)1~2g
【下準備】
・薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく。
・オレンジピールは5㎜角にカットしておく。
・デコレーションオレンジピールも同様に5mm角に切っておく。
・天板にオーブンペーパーを敷いておく。
・打ち粉(分量外の薄力粉大さじ1・1/2程度)を用意しておく。
【作り方】
1.ボウルにふるった粉類を入れ、バターを加えて、バターが米粒大に細かくなるまでドレッジで刻む。大体出来てきたら指でバターを潰してもよい。バターの塊が残っている程度でやめる。
2.別のボウルに卵液の材料を入れてよくかき混ぜる。出来た卵液を1.のボウルに流し入れ、オレンジピールも加えてゴムべら等で混ぜ合わせる。まだ粉気が軽く残っている位で混ぜるのをやめる。
3.ボウルにラップをして生地を冷蔵庫で約15分休ませる。
4.オーブンの予熱を開始する。打ち粉を敷いた台の上にスコーン生地を取りだし、打ち粉をつけながら軽く捏ねる。優しくぽふぽふっと折りたたむように、20回ほど。
5.生地を厚さ2cm、16×8cmの大きさに手を使って軽くたたくようにしながら伸ばし、4分割する。まず包丁で半分に切りわけ、その後斜めに切って三角形にする。
6.つや出し用に牛乳をスコーンの表面に塗って予熱温度220℃のオーブンに入れ、220℃で約7分、200℃に落として約6分ほど焼く。焼きムラを防ぐため、途中で天板の向きを変える。(残り5~6分くらいで変える)
7.網の上にオーブンペーパーごと移して冷ます。
8.まだ熱いうちにスコーンの表面にはちみつを刷毛でぬる。その上にはちみつを絡ませたオレンジピールを飾りつける。
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