濃縮されたミルクの甘さで喉の奥がきゅっと熱くなる。
一枚が大きくたっぷりと甘くまろやかな風味でしっとりソフト、ねっちりと噛み応え強めのチューイーなアメリカンチョコチャンククッキー。
直径が約10.5cm。厚さは約1.1cm。
焼き立てはクッキーの縁がサクサクしていて、柔らかい。
きび砂糖の丸みを帯びた甘さとバターの香りが広がる。
チョコレートチャンクもごろごろ入っていて、とろっとした口溶け。
チョコレートの風味がのびやかに広がってクッキー生地を混じり合っていく。
そして、今度は冷蔵庫でしっかり冷やす。
そうするとねっちり噛み応え度合いがぐっと増してチューイーな食感が楽しめる。
森永クリープの量を増加させたから濃厚さが増し、よりリッチミルクな味わいになった。
咀嚼を続けると、喉の奥にミルキーな甘さと熱を感じる。
クッキー生地を分割して丸める時に、生地内のチョコチャンクを一部生地内から取り出して表面上に来るように配置し直す。
そうすると、焼き上がりの際に見映えよくチョコレートがたっぷり入っていることを視覚で楽しめるようになる。
熱い紅茶を淹れたけれど、牛乳が欲しくなってミルクティーにした。
クッキーをお茶請けに、牛乳がおいしい。
【ねっちりチューイー噛み応え強め&ミルキーアメリカンチョコチャンククッキー レシピ】
直径約10.5cm 一枚につき約75g 厚さ約1.1cm 4枚分
【材料】
・無塩バター 50g
・きび砂糖 80g
・塩 0.5g
・重曹 1g
・レモン汁 5g
・卵黄 20g(M玉約1個分)
粉類:
・強力粉 90g
・ベーキングパウダー 4g
・森永クリープ(またはコーヒーに入れるクリーミングパウダー)16g
チョコチャンク:
・板ミルクチョコレート 60g
(約6~7㎜にカットしておく)
【下準備】
・粉類(強力粉、ベーキングパウダー、森永クリープ)は合わせてふるっておく。
・無塩バターは常温にしておく。電子レンジ150wで約40秒ほど加熱すると早い。溶かさないように注意!
・天板にオーブンシートを敷いておく。
【作り方】
1.ボウルに無塩バターを入れて木べらでクリーム状に練り、きび砂糖、塩、重曹、レモン汁も加えてよく混ぜ合わせる。
2.卵黄を加えてよく混ぜ合わせる。
3.ふるっておいた粉類を2.のボウルにくわえて、ゴムべらでさっくりと混ぜ合わせる。ミルクチョコレートチャンクも加えて混ぜ合わせる。ベーキングパウダーが反応して効力が薄れてしまうため、生地を練らないように注意する。粉気がみえなくなったらすぐに混ぜるのをやめる。
4.ボウルにラップをして冷蔵庫に入れ、1時間以上~一日休ませる。(1日置くと、生地が熟成された味わいになる)
5.オーブンの予熱を180℃設定で開始。予熱が完了しても5分以上放置する。冷蔵庫からクッキー生地を取りだしてひとまとめにし、一度全体の重さを確認
してから4等分にする。手で丸めて直径7cmのハンバーグやおはじきのような平たい丸形に整えたら天板に並べ、180℃のオーブンで5分、170℃に落として10分焼く。焼きムラを防ぐため、残り時間8分程度で向きを変える。
6.焼けたらオーブンから取りだし、オーブンペーパーごと網の上に移して冷ます。オーブンから取り出した直後は非常に柔らかいので、オーブンペーパー
をスライドさせるようにして網の上に移すと上手くいく。
メモ:
・クッキーの生地を四等分した際、一つにつき焼成前が約80g、焼成後は約75gになりました
・4~5日ほど冷蔵保存できます。それ以内に食べきれない、あるいは少しでも劣化を防ぎたい場合は、ラップに包み、さらに袋かタッパーなどの密封容器に
入れて冷凍保存します。