【レシピ】チョコレートブラウニー しっとり濃厚ふわほろねっとり冷やすとねっちりファッジver.

しっとりしていて、ふわほろっほろ。

けれど咀嚼しようとすると、とたんに舌に絡んでくる。

やわらかいチョコレート風味の、宙に浮かんで漂うような優しさとともに。

【レシピ】チョコレートブラウニー しっとり濃厚ふわほろねっとり冷やすとねっちりファッジver.

ところがである。

冷蔵庫でしっかり冷やすと見せる表情は一変する。

歯をあてた瞬間はふんわり柔らかく、

続いてねっちりとした歯触り。

湧き上がる中毒性。

もっとねっちりを…!!

その食感を追おうとするけれど、

求めれば求めるほど、

夢みたいに膨張して消えていく。

あれっ?!といぶかしがって正体を掴もうとして、

もう一口、もう一口と進んでしまう恐るべき螺旋階段。

【レシピ】チョコレートブラウニー しっとり濃厚ふわほろねっとり冷やすとねっちりファッジver.

加える砂糖の量を増やしたから、甘すぎになりやしないかと戦々恐々したものの、

気泡のおかげか甘さも心地いい範囲内。

ちゃんと甘いけれど、よくある、日常生活で触れる機会の多い甘さ。

一方で予感がする。

これは胃に入ってから糖分の力を感じる類いのもの。

かっとお腹に炎が宿って熱くなる類いのもの。

【レシピ】チョコレートブラウニー しっとり濃厚ふわほろねっとり冷やすとねっちりファッジver.

今回は強力粉を用い、さらに砂糖の量を増やしてねっちりとした噛み応えを出すように工夫した。

ベーキングパウダーを多めに加えて気泡を抱き込ませるようにしたけれど、

量を少なくすればよりファッジタイプのブラウニーになると思う。

純ココアの鋭くキレのある風味も、まろやかなバターや砂糖、ミルクチョコレートや生クリームなどに包まれて一となる。

【レシピ】チョコレートブラウニー しっとり濃厚ふわほろねっとり冷やすとねっちりファッジver.

グラス一杯の牛乳を片手に頬ばると、

キレのある純ココア・チョコレートと牛乳が合わさってすっきりとした甘さの、

さらっとした幸福が味わえる。

 

その他のブラウニーレシピ:

シンプルであっさり系のブラウニーのレシピ。
シンプルなブラウニーのレシピにはちみつをプラスしてしっとり感UP。
甘さ控えめのブラウニーレシピにはちみつと生クリームを加えてふんわり軽い食感に仕立てた。
チョコレート増量で濃厚ながらやや甘さ控えめなブラウニーのレシピ。
小麦粉を強力粉と薄力粉を合わせたもの(あるいは中力粉)に、砂糖は上白糖に変えてねっとり感を演出したもの。

 


【チョコレートブラウニー しっとり濃厚ふわほろねっとり冷やすとねっちりファッジver. レシピ】 

20×25×3cm バット 1台分
端を切り落としてきれいな5cm正方形12個分
ブラウニーの厚さ約2.5~2.7cm
カットした5cm正方形1つ約28~29g


【材料】
チョコレート&バター:
・製菓用ミルクチョコレート 150g
・無塩バター 50g

卵液:
・全卵 100g(約2個分)
・上白糖 80g
・はちみつ 10g
・生クリーム(乳脂肪47%)50g

粉類:
・強力粉 60g
・純ココアパウダー 20g
・ベーキングパウダー 5g


【下準備】
・粉類は合わせてふるっておく。
・型に沿ってオーブンペーパーを敷いておく。
・湯せんの準備をする。お湯の温度は50℃程度。
・オーブンに190℃の予熱を入れる。


【作り方】
1.ボウルに全卵、上白糖、はちみつと生クリームを入れて混ぜ合わせ、卵液を湯せんにかけて砂糖を溶かす。砂糖が溶けたら湯せんからはずし、冷まして
おく。
2.別のボウルにチョコレート&無塩バターを入れて湯せんにかけてゴムべらで混ぜながら溶かす。
3.2.のチョコレート液に1.の卵液を加えて混ぜ合わせる。
4.粉類を加えて混ぜ合わせ、バットに流し入れる。ゴムべらでバットの隅の方まで生地が行き渡るようにならす。
5.予熱190℃のオーブンに入れ、170℃10分、160℃に落として13分ほど焼く。焼きムラを防ぐため、160℃に温度を下げるときに天板の向きを変える。
6.オーブンから取り出したら、型に入れたまま網の上に移して冷ます。粗熱が取れたら型から外し、完全に冷ます。

 


タイトルとURLをコピーしました