【レシピ】冷めてねっちり噛み応え強めしっとりソフト・アメリカンチョコチャンククッキー

噛む。

甘くて大きくて厚みがあって、

ねっちりとチューイー感たっぷりのチョコレートチャンククッキーを。

【レシピ】ねっちり噛み応え強めしっとりソフト アメリカンチョコチャンククッキー

砂糖がたっぷり入ったクッキーなんだもの。

砂糖が口の中で溶けたからすぐに呑みこむというだけでは忍びない。

クッキーを味わった、食べたという事実を確認する手応えや満足感がほしい。

そんな願いあって配合を目指したアメリカンクッキー。

【レシピ】ねっちり噛み応え強めしっとりソフト アメリカンチョコチャンククッキー

一枚が直径約10.5cmと大きい。

焼き立てを両手で二つに割ってみる。

厚さは約1cmほど。

口に入れて噛んでみると、しっとりしていてソフトクッキーらしい柔らかさが舌の上を這う。
一方で生地に厚みがあってなかなかの噛み応え。

遠慮なく噛む回数を要求してくる。

そして噛む度にミルクチョコレートがクッキー生地と混ざりあっていく。

【レシピ】ねっちり噛み応え強めしっとりソフト アメリカンチョコチャンククッキー

甘さの度合いについては、きび砂糖を使用ということもあり身構える甘さはない。

バターと相まってやさしいコクと旨みから包容力を感じる。

気がつけば食べきってしまっている。クッキー一枚のサイズが大きいにもかかわらず。

チョコレート量の多さについては、今回ぐらいの量だとクッキー生地のみを味わう余白が生じていた。

味わいの過程は二段階になっていて、

まずはクッキー生地のプレーンな風味を味わい、咀嚼を進めるうちにチョコレートと混じり合った風味へと変化していく。

【レシピ】ねっちり噛み応え強めしっとりソフト アメリカンチョコチャンククッキー

そして、このクッキーの真のお楽しみはここから。

冷蔵庫に入れて、しっかり冷やすこと。

翌日になり、冷蔵庫から取り出してすぐ、冷えた状態のまま口に運ぶ。

一晩置いたクッキーは多少焼き戻って全体がしっとりしてきたけれど、それでも縁はサクサクしていた。

そして最大の魅力、中央のねっちり感よ。

クッキーの生地が冷えることで引き締まり、噛み応え度数が上がっている。

【レシピ】ねっちり噛み応え強めしっとりソフト アメリカンチョコチャンククッキー

そのチューイーな食感に夢中になって食べ進めてしまい、気がついてみると皿が空になっている。

あれ?

自分自身に驚いてしまう。

いつのまに食べてしまったんだろうって。

 


【冷めてねっち噛み応え強めしっとりソフト・アメリカンチョコチャンククッキー レシピ】
直径約10.5cm 一枚につき約73g 厚さ約1cm~1.3cm 4枚分


【材料】
・無塩バター 50g

・きび砂糖 80g
・塩 1g
・重曹 1g
・レモン汁 5g

・卵黄 20g(M玉約1個分)

粉類:
・強力粉 90g
・ベーキングパウダー 4g
・森永クリープ(またはコーヒーに入れるクリーミングパウダー)10g

チョコチャンク:
・板ミルクチョコレート 50g
(約6~7㎜にカットしておく)


【下準備】
・粉類(強力粉、ベーキングパウダー、森永クリープ)は合わせてふるっておく。
・無塩バターは常温にしておく。電子レンジ150wで約40秒ほど加熱すると早い。溶かさないように注意!
・天板にオーブンシートを敷いておく。


【作り方】
1.ボウルに無塩バターを入れて木べらでクリーム状に練り、きび砂糖、塩、重曹、レモン汁も加えてよく混ぜ合わせる。
2.卵黄を加えてよく混ぜ合わせる。
3.ふるっておいた粉類を2.のボウルにくわえて、ゴムべらでさっくりと混ぜ合わせる。ミルクチョコレートチャンクも加えて混ぜ合わせる。ベーキングパウダーが反応して効力が薄れてしまうため、生地を練らないように注意する。粉気がみえなくなったらすぐに混ぜるのをやめる。
4.ボウルにラップをして冷蔵庫に入れ、1時間以上~一日休ませる。
5.オーブンの予熱を180℃設定で開始。予熱が完了しても5分以上放置する。冷蔵庫からクッキー生地を取りだしてひとまとめにし、一度全体の重さを確認してから4等分にする。手で丸めて直径7cmのハンバーグやおはじきのような平たい丸形に整えたら天板に並べ、180℃のオーブンで5分、170℃に落として10分焼く。焼きムラを防ぐため、残り時間8分程度で向きを変える。
6.焼けたらオーブンから取りだし、オーブンペーパーごと網の上に移して冷ます。オーブンから取り出した直後は非常に柔らかいので、オーブンペーパーをスライドさせるようにして網の上に移すと上手くいく。


メモ:
・クッキーの生地を四等分した際、一つにつき焼成前が約77g、焼成後は約73gになりました
・4~5日ほど冷蔵保存できます。それ以内に食べきれない、あるいは少しでも劣化を防ぎたい場合は、ラップに包み、さらに袋かタッパーなどの密封容器に入れて冷凍保存します。

 


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