エキゾチック・オトナ・モード。
オレンジとチョコチャンクがたっぷり入ったココア風味のスコーンの中にシナモンの香りがエキゾチックに漂うスコーン。
ミルキーな味わいのチョコレートにちょっとした柑橘類やスパイスの遊び心が入ると
それまでは感じなかった異国情緒のような、どこかオトナっぽいような雰囲気をまとった気がしてくる。
チョコチャンクはもちろんたっぷり加えてあるから、
どこの部分をかじっても即座にチョコレートの塊に出会えるのがこのスコーンの魅力。
ドレスで例えるなら、
ふんわり裾の先までチョコレート色、
その生地の中できらめくオレンジピールとほんのり響くシナモンの香りが独自の輝きを放つ。
高級感を演出させるチョコチャンクのアクセサリー。
待ち望むパートナーは、コーヒーか。紅茶か。それとも…。
【オレンジシナモンダブルチョコチャンクスコーン レシピ】
・薄力粉でつくるアメリカンスコーンタイプ
・薄力粉はスーパーのプライベートブランドの一番安いものを使用しています。少々、中力粉に近く、スコーンを作るのにいいですね。大手メーカーのもので作った場合は、説明文よりもより軽くソフトな仕上がりになると思います。
・約8×8×11cmの大きさ 4個分
・出来上がり一つ約76g
【材料】
粉類:
・薄力粉 110g
・ココアパウダー 19g
・ベーキングパウダー 5g
・シナモンパウダー 0.7g
油脂:
・無塩バター(製菓用マーガリン可)32g
卵液:
・全卵 1個
・牛乳(卵と合わせて)65g
・グラニュー糖 13g
・塩 1g
・レモン汁 1g
・バニラオイル 0.5g
具材:
・板ビターチョコレート(約1cm角にカットする)50g
・オレンジピール(約2mm角にカットする)25g
艶だし用液:
・牛乳 小さじ1
デコレーション:
・オレンジピール(3mm角にカットする)約8g
・はちみつ(必要に応じて糊代わりに使う)1~2g
【下準備】
・薄力粉、ココアパウダーとベーキングパウダーは合わせてふるっておく。
・板ビターチョコレートは1cm角にカットし、冷蔵庫に入れて冷やしておく。
・オレンジピールは約3mm角にカットしておく。
・天板にオーブンペーパーを敷いておく。
・打ち粉(分量外の薄力粉大さじ1・1/2程度)を用意しておく。
【作り方】
1.ボウルにふるった粉類を入れ、バターを加えて、バターが米粒大に細かくなるまでカードで刻む。大体出来てきたら指でバターを潰してもよい。バターの塊が残っている程度でやめる。(小麦粉の塊はほぐしてさらさらにする)
2.別のボウルに卵液の材料を入れてよくかき混ぜ、1.のボウルに流し入れ、オレンジピールとビターチョコレートチャンクも加えてゴムべらなどで混ぜ合わせる。まだ粉気が軽く残っている位で混ぜるのをやめる。
3.ボウルにラップをして生地を冷蔵庫で約15分休ませる。
4.オーブンの予熱を開始する。打ち粉を敷いた台の上にスコーン生地を取りだし、打ち粉をつけながら軽く捏ねる。優しくぽふぽふ折りたたむようにして、20回ほど。
5.手を使って生地を厚さ2cm、大きさ16×8cmの長方形に伸ばし、4分割する。手で成形するとやりやすい。形が整ったら、まず2分割分し、その後斜めに切って4等分の三角形のにする。6.艶だし用牛乳を指でスコーンの表面に塗り、予熱温度220℃のオーブンに入れ、220℃で約7分、200℃に落として約5~6分ほど焼く。焼きムラを防ぐため、途中で天板の向きを変える。(残り5~6分くらいで変える)
7.網の上にオーブンペーパーごと移して冷ます。