【レシピ】ビターチョコレートチャンクスコーン

 

並木通りを歩く。

ビターチョコレートチャンクスコーン【レシピ】

アスファルトの道は鈍く光り、空気が冷え冷えとしています。

薄手の羽織り物だけじゃ足りなくて、思わずストールを首に巻きつけ身をかがめてしまいました。おまけに天候も崩れ気味。街はどこか静まりかえっています。

寒い。

ビターチョコレートチャンクスコーン【レシピ】

ああ、こんな日にぴったりのもの。

ビターチョコレートチャンクスコーンと熱く注いだカフェラテが思い浮かび上がってきます。

バニラ風味のスコーン生地はふんわりとしていて、中から出現するのはビターチョコレートの塊がきゅんと苦く、甘く。そこへカフェラテを口に含むとスコーン生地とチョコレートがコーヒーの中に溶けて一体化していきます。そしてまさにその瞬間、椅子の背にもたれかかるのです。

くつろぎの一呼吸。

さあ、家に帰ろう。

ビターチョコレートチャンクスコーン【レシピ】

イチョウの葉はまだ緑色を保っていて、あざやかな黄色へと変わるまで、後少し。

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 【ビターチョコレートチャンクチャンクスコーン レシピ】

・薄力粉でつくるアメリカンスコーンタイプ
・薄力粉はスーパーのプライベートブランドの一番安いものを使用しています。少々、中力粉に近く、スコーンを作るのに愛用しています。大手メーカーのもので作った場合は、説明文よりもより軽くソフトな仕上がりになります。
・約8×8×11cmの二等辺三角形の大きさ 4個分
・一つにつき、約70g

【材料】
粉類:
・薄力粉 125g
・ベーキングパウダー 5g

油脂:
・無塩バター(製菓用マーガリン可) 32g

卵液:
・卵 M玉 1個
・牛乳(卵と合わせての合計) 65g
・塩 1g
・レモン汁 1g
・バニラオイル 1g

・艶だし用たまご液:
・牛乳 小さじ1
(卵液に牛乳を加え、混ぜた後、小さじ1分を取り除いておく。)

チョコレートチャンク:
・板ビターチョコレート (約1cm角にカット)50g

【下準備】
・薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく。
・板ビターチョコレートは1cm角にカットする。細かい粒は取り除き、冷蔵庫に入れて冷やしておく。細かい粒を取りのぞく理由は、スコーンの生地の見た目が汚くなるから。
・天板にオーブンペーパーを敷いておく。
・打ち粉(分量外の薄力粉大さじ1・1/2程度)を用意しておく。

【作り方】
1.ボウルにふるった粉類を入れ、バターを加えて、バターが米粒大に細かくなるまでカードで刻む。大体出来てきたら指でバターを潰してもよい。バターの塊が残っている程度でやめる。(小麦粉の塊はほぐしてさらさらにする)
2.2.別のボウルに卵液の材料を入れてよくかき混ぜる。艶だし用の牛乳小さじ1を加えて混ぜた後、小さじ1分を取り除いておく。別のボウルに卵液の材料を入れてよくかき混ぜたら、1.のボウルに流し入れる。ゴムベラなどで軽く混ぜた後、ビターチョコレートチャンクも加えて混ぜ合わせる。まだ粉気が軽く残っている位で混ぜるのをやめる。
3.ボウルにラップをして生地を冷蔵庫で約15分休ませる。
4.オーブンの予熱を開始する。打ち粉を敷いた台の上にスコーン生地を取りだし、打ち粉をつけながら軽く捏ねる。優しくぽふぽふ折りたたむようにして、20回ほど。
5.生地を厚さ2cm、大きさ16×8cmの長方形に伸ばし、4分割する。最初は手で成形するとやりやすい。形が整ったら、まず2分割分し、その後斜めに切って4等分の三角形のにする。
6.艶だしたまご液を上に塗って予熱温度220℃のオーブンに入れ、220℃で約7分、200℃に落として約5~6分ほど焼く。焼きムラを防ぐため、途中で天板の向きを変える。(残り5~6分くらいで変える)
7.網の上にオーブンペーパーごと移して冷ます。

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