【レシピ】極さくほろ。厚焼きチーズサブレクッキー

 

パルメザンチーズの花吹雪が口の中でふわっと広がる。

まるみを帯びたチーズの香り、控えめな甘さと穏やかな塩加減。

極さくほろ食感のチーズサブレクッキー。

【レシピ】極さくほろ。厚焼きチーズサブレクッキー

生地を厚さ1cmに伸ばして焼いたところ、

焼成後の厚みは最大で約1.7cmほどまで膨らんだ。

分厚いところが贅沢な印象でたいへんよろしい。

【レシピ】極さくほろ。厚焼きチーズサブレクッキー

厚みがあると言っても、

焼き上がったサブレクッキー生地は気泡をぽこぽこ含んでいて、

歯を当てると簡単に二つに割れる。

【レシピ】極さくほろ。厚焼きチーズサブレクッキー

空気が中にはいっているから食感も軽くて、

堂々とした風格の形状も、

もろく崩れていってしまう。

【レシピ】極さくほろ。厚焼きチーズサブレクッキー

一枚、二枚。

さくさく。ほろほろ。

【レシピ】極さくほろ。厚焼きチーズサブレクッキー

上の写真に写っているサブレクッキーを包丁でカットしたら、目が詰まったような見た目になってしまいました。新しい写真は手で割ったものです。気泡を含んでいるのが見えますでしょうか。こちらの方が出来具合を表現していると思います。

 

同じ材料配合のチーズサブレクッキー生地で、薄く華奢な味わいのものもあります。
・【レシピ】プレッツェル形チーズクッキー
・【レシピ】儚い口どけ桜形チーズサブレクッキー


【厚焼き丸形チーズサブレクッキー レシピ】
直径3.5cm丸型 生地を1cmに伸ばして焼いて 14枚分 1枚約11g


【材料】
粉類:
・薄力粉 75g
・コーンスターチ 5g
・ベーキングパウダー 4g

・無塩バター 40g

・きび砂糖 16g
・塩 0.7g
・卵黄 17g
(S玉を使うと卵黄1個の大きさが大体15~17gに当たりやすいです。)

チーズ:
・粉チーズ(パルメザンチーズ)16g

ぬり卵液:
・卵白 小さじ2
・塩 ひとつまみ 約0.1g


【下準備】
・粉類(薄力粉、コーンスターチ、ベーキングパウダー)は合わせてふるっておく。
・天板にオーブンペーパーを敷いておく。
・オーブンは焼成前に予熱を入れる。
・無塩バターは常温の柔らかい状態に戻しておく。(電子レンジ150wで約1分加熱すると早いです。溶けないように注意。)


【作り方】
1.ボウルに無塩バターを入れ、クリーム状になるまでゴムべらで練る。
2.きび砂糖と塩を加えてよく混ぜ、卵を加えてさらによく混ぜ合わせる。
3.粉チーズを加えてなめらかになるまで混ぜ合わせたら、粉類を入れ、さっくりと混ぜ合わせていく。生地がぼろぼろとしている状態になったら、最後は手でひとまとめにする。
4.生地をラップで包み、冷蔵庫で2時間以上、できれば1日休ませる。
5.ラップから生地を外し、軽く練って生地を滑らかにする。ラップで挟んで、1cmの厚さにめん棒で伸ばし、プレッツェル型で抜く。冷凍庫で数分冷やし固めると綺麗な形に抜ける。
6.ぬり卵液の材料を小皿に入れてよく混ぜ合わせ、クッキーの上に指で塗る。パルメザンチーズを上に散らす。
7.天板に並べ、170℃のオーブンで約20分焼く。焼きムラを防ぐため、オーブンタイマーの残りが7~8分程度になったら向きを変える。
8.網の上に移して冷ます。


メモ:
・材料の無塩バターは、全量をバターで作ると香りは高いですが胃に重くなるので、今回は製菓用マーガリンを混ぜて作ってあります。
・焼き上がったクッキーは、タッパーなどの密封容器に入れて冷蔵庫で保存すると劣化が遅いです。
・今回写真に写っているチーズサブレクッキーは、牛乳と卵白を混ぜ合わせて作った卵液を塗って焼いたものです。レシピ配合を変更しました。卵白と塩のみの卵液のほうが濃い焼き色が入ります。少量ですが、余った卵白の消費にもなりますしね。


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