【レシピ】強力粉70%スコーン・ホットビスケット

ふんわり軽いパン寄り生地のスコーン、というかホットビスケット。

【レシピ】強力粉70%スコーン・ホットビスケット

名称が違うだけで、作り方も材料もスコーンと同じもの。

が、

焼き立て以外は温め直して食べた方がおいしいので、ここではホットビスケットと呼びたいのです。

【レシピ】強力粉70%スコーン・ホットビスケット

 

生地の材料にホットケーキミックスが入っているけれど、配合比率は高くはない。

そして、砂糖はホットケーキミックスに含まれている分のみである。

従って、スコーン・ホットビスケット自体の甘さも控えめになった。

はちみつやメープルシロップをかけると、その味と香りが際立つ。

もっとたっぷりかけたくなってくる。

【レシピ】強力粉70%スコーン・ホットビスケット

 

2日目以降の冷えた状態になると、トーストするなり温め直してホットなビスケットとして食べる。

ホットビスケットの出来たて感が再度現れ、

ふわふわの生地にはちみつを垂らして食べると口の中でとろけていく。

【レシピ】強力粉70%スコーン・ホットビスケット

 

そして。

なんとも摩訶不思議なたべものだなあと思う。

というのも、

温められたホットビスケット生地内の層はぺらぺらと剥がれやすくなっている。

それをちまちまと層ができているか指で確認しながらめくっていくのだ。

毎回とは確実には言い切れないけど、高確率でやる行為だと思う。

 

そんなのは上品な行為ではないかもしれない。

このホットビスケットの層自体、簡素なつくりで、所々分厚いかったり荒かったり。

それでも不思議なことに、そんな不格好な層を剥がしながら食べるのは快感なのだ。

必要不可欠な通過儀礼といってもいい。

なぜなら、

あんなに熱中していた「剥がして食べる」行為なのに、少しばかり堪能した後、突如としてそれは止まるからだ。

後は蜜をかけて口に運ぶだけ。

そのとき特異な行動は取らない。

 

まずは最初に層を剥がして食べるという不可解な遊びの行為をしなければ、なんだかホットビスケットを食べたという気がしてこない。

それをすっとばしてしまうと、後になってなにかやり忘れたことがあるんじゃないかという気すらしてくるのだ。

【レシピ】強力粉70%スコーン・ホットビスケット


【強力粉70%スコーンビスケット レシピ】
抜き型サイズ丸型直径6cm使用 8~9個分+余り1個分  1つ約45g 焼き上がり高さ3.5cm


【材料】
粉類:
・ホットケーキミックス 75g
・強力粉 175g
・ベーキングパウダー 7g

油脂:
・バター 62g
(マーガリン可。今回はバター12gとマーガリン50gの混合を使用しました。)

卵液:
・卵 M~L玉 1個
・牛乳(卵と合わせて)160g
・塩 2.5g
・レモン汁 2g
・バターフレーバー 0.5g

艶出し用卵液:(または牛乳のみでも)
・全卵 小さじ1
・塩 ひとつまみ
・牛乳 小さじ1


【下準備】
・粉類は合わせてふるっておく。
・天板にオーブンペーパーを敷いておく。
・打ち粉(分量外の強力粉大さじ3程度)を用意しておく。


【作り方】
1.ボウルにふるった粉類を入れ、バターを加えて、バターが米粒~小豆粒大に細かくなるまでカードで刻む。
2.別のボウルに卵液の材料を入れてよくかき混ぜる。出来た卵液を1.のボウルに流し入れ、混ぜ合わせる。まだ粉気が軽く残っている位で混ぜるのをやめる。
3.打ち粉を敷いた台の上にスコーン生地を取りだし、打ち粉(大さじ2程度)をつけながら軽く捏ねる。優しくぽふぽふっと折りたたむように、10回ほど。さらに生地を手で押して伸ばし、三つ折りにする。これを3~4回繰り返して行い、最後は生地の形を整えてラップで包み、ステンレス製のトレイに移し冷蔵庫で約15分休ませる。
4.オーブンの予熱を開始する。
5.生地を麺棒を使って厚さ1.5cmに伸ばし、打ち粉(大さじ1程度)を付けながら丸直径6cmの抜き型で抜き、天板に並べる。抜いた生地の残りは寄せ集めて麺棒で伸ばし、三つ折りにすることを数回繰り返して表面と厚さを整え、再度型で抜く。これを繰り返す。最後の残り生地は丸める。
6.つや出し用液をスコーンの表面に塗って予熱温度210℃のオーブンに入れ、約11分~12分ほど焼く。焼きムラを防ぐため、途中で天板の向きを変える。(残り5分くらいで変える)
7.焼き上がったら網の上に移して冷ます。


【その他のスコーン・ビスケット レシピ】

アパレル求人・転職ならクリーデンス(CREDENCE)
タイトルとURLをコピーしました