冷たく澄んだ空気を吸った後、温かい淹れたてのコーヒーを飲みながら。
柚子風味のグラハムビスケットの土台に柚子ジャム入りのねっとりブラウニー、抹茶メレンゲをのせて直火であぶった和風スモアバーです。
スモアはアメリカやカナダでよく食べられる、あのグラハムクラッカーでチョコレートとマシュマロを挟んでキャンプファイアー等の直火であぶったお菓子ですが、今回のようなグラハムビスケット土台にチョコレートまたはブラウニーにマシュマロといった形はアメリカ等ではスモアバー(S’mores Bar)として一つのジャンルが確立しているみたいなんですね。
それで、家に柚子ジャムがあったので、何とか和風にアレンジできないかと思い立ち、挑戦してみたわけです。
素朴であっさりとした味わいのグラハムビスケットを砕いてバターと柚子ジャムを混ぜて土台を作り、型に押し込んで、柚子ジャム入りのブラウニー生地を上から流し込んでオーブンで焼成。
抹茶の入ったメレンゲはクリーミーな食感を味わいたかったので、マシュマロではなく、スイスメレンゲにしました。
さて、出来上がりは、
グラハムビスケットのザクザクっとした食感があり、ねっとりブラウニーと泡立ったクリーミーなメレンゲが一体化。
全体としては柚子の香りがふわんとして、チョコレート菓子として、こういう組み合わせもありですな。
中央のブラウニーの食感は、スーパーファッジーSuper Fudgyというのがいいのかな、ねっとりした食感。柚子ジャムのせいだと思う。
もっと粉っ気があるケーキのようなブラウニーを想像していたので、何となく期待外れだった、かな。改良の余地ありです。
チョコレートたっぷりだから、とはまた違ったねっとり感が主張しすぎていたような感じです。
とはいえ、思ったほど甘くなかったのがちょっと驚きでした。
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