低温で長時間発酵させたパン生地に粒あんを包んで焼き上げた粒あんパンです。
パン生地には強力粉の他、中力粉を少量混ぜ込んだ配合にしてみました。
強力粉100%で作るより、内包している気泡の大きさは小さくなり、低温長時間発酵のおかげか、しっとりしていて、軽くて柔らかいけど、適度に噛み応えがあるパン生地になりました。
小麦粉は150gから5個のあんぱんを作り、粒あんは一つにつき40gを包みました。
焼き上がりの大きさは、直径約8.3㎝で、重さは約90g。
大手パンメーカーがスーパー等で販売している、よく見かけるあんぱんの重さを計ったことがあるのですが、その時は約115gあったので、それよりはやや小さ目~平均的な大きさといったところでしょうか。
粒感のある餡子の甘味とパン生地が織りなす調和は、どこかほっとさせる味わいです。
多めにトッピングした黒胡麻が口の中でプチプチはじけて餡子に香ばしさを添えます。
緑茶も入れて、白梅を眺めながらいただきました。