初夏から夏にかけて食べたくなる、甘く爽やかで、ぷちぷち食感がおいしいレモンポピーシードスコーンにクリームチーズを挟んで焼き上げました。
大口をあけてほおばると、レモンの香りが爽快な気分へと導き、ポピーシードの食感が「噛んでいる」ことで得られる満足感を促進します。
クリーミーなクリームチーズが全てをまるく包み込んで優しくまとめながら、スコーン全体の主体を成す小麦粉生地と共にふんわりおだやかにお腹の中に入っていって空腹感を満たす。そんなスコーンです。
割って中を確認すると写真のような感じです。たっぷり大きいのも魅力的です。
やっぱり夏のここ一番の時間前、朝でも休憩でも、これからぐっと力が要るよって時に食べたいですね。
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それではレモンポピーシードスコーンの作り方をご紹介します!
【レモンポピーシードスコーン レシピ】
・薄力粉でつくるアメリカンスコーンタイプ
・薄力粉はスーパーのプライベートブランドの一番安いものを使用しています。少々、中力粉に近く、スコーンを作るのに愛用しています。大手メーカーのもので作った場合は、説明文よりもより軽くソフトな仕上がりになります。
・約8×8×11cmの大きさ4個分
・出来上がり一つ約94g
【材料】
粉類:
・薄力粉 125g
・ベーキングパウダー 5g
油脂:
・無塩バター 32g
卵液:
・卵 1個
・牛乳(生クリーム47%だとなお良し。卵と合わせて)65g
・グラニュー糖 13g
・塩 1g
・レモン汁 5g
・レモンオイル 0.5g
具材:
・ブルーポピーシード 7g
・レモンピール(3mm角にカット)30g
・kiriクリームチーズ 4個
つや出し用液:
・牛乳 小さじ1
シュガーグレーズ&デコレーション:
・粉糖 10g
・レモン汁 4g
・レモンピール(千切りにする)8g
【下準備】
・薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく。
・レモンピールピールは3㎜角にカットしておく。
(レモンピールがねっとりとしていてカットしてもくっついてしまう場合は、卵液に混ぜてほぐしてから使います。)
・デコレーションレモンピールは千切りにしておく。
・天板にオーブンペーパーを敷いておく。
・打ち粉(分量外の薄力粉大さじ1・1/2程度)を用意しておく。
【作り方】
1.ボウルにふるった粉類を入れ、バターを加えて、バターが米粒大に細かくなるまでドレッジで刻む。大体出来てきたら指でバターを潰してもよい。バターの塊が残っている程度でやめる。ブルーポピーシードを加えてざっと混ぜ合わせる。
2.別のボウルに卵液の材料を入れてよくかき混ぜる。出来た卵液にレモンピールを加えてほぐし、1.のボウルに流し入れてゴムべら等で混ぜ合わせる。まだ粉気が軽く残っている位で混ぜるのをやめる。
3.ボウルにラップをして生地を冷蔵庫で約15分休ませる。
4.オーブンの予熱を開始する。打ち粉を敷いた台の上にスコーン生地を取りだし、打ち粉をつけながら軽く捏ねる。優しくぽふぽふっと折りたたむように、20回ほど。
5.生地を厚さ1cm、16×16cmの大きさに手を使って軽くたたくようにしながら伸ばし、包丁で半分にカットする。半分の生地に目安の切りこみを入れ、上からkiriクリームチーズを配置していく。残りの半分の生地を上に重ね合わせ、4つの三角形に切り分ける。まず半分にカットし、その後斜めにカットして4分割にする。
6.つや出し用に牛乳をスコーンの表面に塗って予熱温190℃のオーブンに入れ、180℃で約7分、170℃に落として約6分ほど焼く。オーブンにスチーム機能があれば最初の3分間入れる。焼きムラを防ぐため、途中で天板の向きを変える。(残り5~6分くらいで変える)
7.網の上にオーブンペーパーごと移して冷ます。
8.粗熱が取れたらシュガーグレーズを塗り、レモンピールを飾る。必要に応じて100℃のオーブンに入れて5分焼き直すと、シュガーグレーズがしっかり固まる。
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