鮮やかな赤が目に飛び込んでくる。苺だ。しかも、大粒の。
ふわんと漂う苺の芳香が持つ強力な魔力はなんだろう？
見つめていると、脳裏に浮かび上がってくるもの、それは。
さくさくっとした食感がたまらないバター風味のクッキー土台に、なめらかでとろけるような舌触りの卵たっぷりカスタードクリーム。
ふんわり泡立てた生クリームも忘れちゃいけない。
そして、甘く香しい中にほどよい酸味があって、じゅわ～っと果汁が染み出てくる苺。
「苺のタルト！」
心の中でこんなやり取りをしながら、シンプルな苺のタルトをつくってみました。
今回使った苺は「とちおとめ」。タルトの型の大きさは直径１６㎝サイズです。
さて、紅茶も入れて、読みかけの本の世界に戻らなくては。
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