トースターでラピュタパンを作ろうとすると、手軽にできそうで実は敷居が高い。
卵が固まらないうちに食パンが焦げてしまうのだ。
いろいろポイントを抑えて工夫すればいいのだけれど、
なんだか気持ちがしっくりこない。
では卵に火が通らないラピュタパンの悩みをどうやって解決すればいいのか。
それは、
オーブンを使ってラピュタパンを作る。
これです。
オーブンが家にある人限定になっちゃうけれど、
私にはとても快適な方法だった。
このオーブンで焼くやり方を覚えてから頻繁にラピュタパンを作るようになった。
だって失敗しないんだもの。
食パンが焦げ付きやしないか不安でそわそわすることがないのが嬉しい。
これが最大の理由かもしれない。
今回も食パンの厚さは分厚く4cm(3枚切り)のもの。
食パンにスライスチーズをのせて、
マヨネーズを食パンの縁に沿って絞り出して土手を作り、
中央に卵を割り落として、
予熱210℃のオーブンで15分焼くだけ。
必ず卵の黄身が食パンの中央に来て欲しい場合は、
スプーンなどで食パンに軽く凹みをつけるといい。
卵ポケットにに卵黄が収まる。
焼き上がったラピュタパンはあつあつで、
マヨネーズがこんがりと焼けて固めのクリームみたいで
しかも口に含むととろとろっと溶けていく。
マヨネーズから流れ出た油脂が食パンの側面にかかって揚げ焼き状態になっていて、
サクサク食感になっているのも大好き。
ほんのりチーズのコクと
小気味よく火の通った卵と
ほどよい酸味のマヨネーズとがパンと口の中で一体化する。
食パンが分厚いからトッピングの塩加減がほどよく中和され、
重すぎないけどボリュームのある音楽を奏でるのだ。
【オーブンで焼く!贅沢に分厚いラピュタパン・スライスチーズ入り レシピ】
1枚分
【材料】
・食パン 厚さ4cmまたは3枚切り 1枚
・マヨネーズ 適量
・卵 S~M玉 1個
・スライスチーズ 1枚
・お好みでクレイジーソルト、塩コショウ等など 適量
【下準備】
・オーブン用天板にオーブンシートを敷く。
・オーブンに210℃の予熱を入れる。
【作り方】
1. 食パンを用意する。丸ごと食パンの場合は4cmの厚さにスライスする。
2.食パンにスライスチーズをのせ、食パンの縁に沿ってマヨネーズを2重に絞り出し、土手を作る。
3.中央に卵を割り入れる。
4.210℃の予熱を入れたオーブンで約15分焼く。焼きムラを防ぐため、途中(大体残り時間5~6分くらいで)で向きを変える。
5.焼き上がったら、お好みでマジックソルトなどの調味料を軽く振りかけて出来上がり。
メモ:
アルミホイルだと底がくっついてしまう可能性ありなので、オーブンペーパーなどを使用することをお勧めします。
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