レシピ

しっとりしていて、ふわほろっほろ。けれど咀嚼しようとすると、とたんに舌に絡んでくる。やわらかいチョコレート風味の、宙に浮かんで漂うような優しさとともに。ところがである。冷蔵庫でしっかり冷やすと見せる表情は一変する。歯をあてた瞬間はふんわり柔らかく、続いてねっちりとした歯触り。湧き上がる中毒性。そういうブラウニー。

柔らかくしっとりと舌に絡みつく。そう簡単には喉奥へと消えない。かと思いきや、思いの外すっと去って行く。ミルクチョコレートと生クリームのまろやかな風味で、気泡もふんだんに含み厚みのあるふんわりケーキタイプのチョコレートブラウニー。

過ぎた濃厚さはなく。ふんわりしっとりやわらかくて濃厚だけど、甘さはやや控えめ。厚みが約2.5cmという贅沢さも忘れない。そんなチョコレートブラウニー。チョコレートの重さ由来のねっちり感も顔をのぞかせつつ、それでいてしつこくない甘さと軽さ。

しっとりふんわり軽くて、甘さ控えめ。ミルクチョコレートを使用した上、生クリーム入りだからミルキー感もある。ケーキタイプ寄りのチョコレートブラウニー。ブラウニーとしては、まだまだ糖質も脂質もできるだけ控めなタイプ。

ブラウニーをちょっと持ちあげ動かそうとするだけでケーキ屑がほろほろと崩れて皿の上に散らばった。かすかにはちみつの香りが舌の上に残る。甘さ控えめでほろっと軽いケーキ食感タイプのチョコレートブラウニー。