スタバ風

乙女のように赤く甘酸っぱいクランベリー。すべてを包み込む寛容さのあるホワイトチョコレート。このふたつがたっぷりと甘いアメリカンクッキー生地に加えられ、混ぜられ、ひとつの組み合わせとなってオーブンで焼かれる。

ねっちりとした食感のクッキー、しゃくしゃくっとした食感で甘酸っぱいクランベリーとミルキーなホワイトチョコレートの旋律が絡み合ったかと思うと、静かに喉の奥へと流れてゆき、そして甘い香りを漂わせながら鼻腔を通じて空へと放たれる。

キャラメル粒を加えて焼き上げた、たっぷりと甘く大判のアメリカンクッキー。食べるときは、温め直すとキャラメルが溶けて柔らかくなってとろける食感になり、絶妙です。

甘くってねっちりソフトで濃厚ミルク風味のアメリカンクッキー生地にホワイトチョコレートの塊をごろごろ加えて焼き上げました。

薄型でクッキーの縁辺りがサクサククリスピーな食感。ひとたび囓るとホワイトチョコ風味が優しくふんわりと流れるように、しかしたっぷりと口の中に広がる。一枚の直径が12cm。こんな大判のクッキーなんて、今まで作ったことがあったろうか？

ねっちり強めで、しっとりやわらか食感のアメリカンクッキー生地に抹茶を加えて風味をつけ、ごろっとしたホワイトチョコレートチャンクを加えて焼き上げました。

焼き立てはチョコレートブラウニーにそっくり。表面はさっくりと焼け、中はほどよくしっとりとしています。チョコレートはとろっとやわらかく、大粒の胡桃がザクザクしていて香ばしい。大粒の胡桃を自分の歯で割った瞬間は快感です。

時にやわらかく、そしてしっとり、続いてねっちりめいたクッキーの奏でる甘やかな旋律の中にチョコレートの色彩が芽生え、やがてゆるやかに渦を巻いて星の彼方へ消えて行く。

分厚く食べ応えがあり、縁の部分はサクサク。中央はしっとり。舌の上で溶けると同時に立ち上がる抹茶の香りと、味の茂みの奥から顔を覗かせる苦み。口の中でふいに現れるホワイトチョコレートがクリーミーでクッキー全体の風味をまろやかに包み込んでゆきます。